退職金の使い道 その2

 ご無沙汰してしまいました。
 毎年、2月3月は昇格や異動があるので、昔の部下から昇格したのでお祝いしてくれ!とか、
 あの人が会社を辞めるから一緒に壮行会やりましょうとか、退職した私にも関わらずお誘いがあり嬉しい限りです。
 いつまでお誘いがあるのかは分かりませんが。。。
 そして、退職してからあっという間に1年が経ちました。

 本当にあっという間です。何か変化はあったかというと、会社に凄く馴染みました。
 凄く!
 1年前に転職してきたと思えないくらい。馴染みました。本当に良かった。
 この会社でしばらくは働けそうです。

 

 さて、前回は退職金の使い道をどうしたか?という下りで終わったかと思うので、
 今回は退職金の使い道を発表します。

 まあ、前回も話をしましたが、一旦、投資に回しました。
 不思議なもんで、そういった時にタイミングよく、証券会社って電話してくるんですよね。
 こちらも、どうしようかななんて考えているもんだから、つい、話を聞いてしまう訳です。
 
 これまでも投資はやってはいましたが、
 これほどまとまったお金をどうこうすることは無かったので、まあ、話を聞いてみようってことですね。
 結局、その証券マンの人のおすすめしてくれた商品で運用することとしました。

 今のところその運用は順調に目標利回りをクリアしています。
 理由は簡単です。投資の成否は証券マンの腕に依存するからです。
 当たり前だと思いますよね。

 そうなんです、当たり前なんですが、それが出来る証券マンが以外と少ないんです。
 私は十数年の投資経験を得て、証券マンが腕が良いか?を見極めることが多少できるようになりました。
 よって、この証券マンは腕が良いと思えば、思い切って投資を任せるというのが投資を成功させる秘訣かなと考えています。

 では、どうやって見極められるようになったか?って話をこれまでの投資内容と併せて参考までにさせて頂きます。

 私が投資を始めたのがちょうど15年ぐらい前ですかね。
 始めた当時の担当して頂いた証券の方(Aさん)がとても感じの良い人で、
 色々とアドバイスをしてくれました。
 当時はそのAさんの言う通りに外国債券などを中心に購入とスイッチングして、そこそこ利益を出してました。
 やっぱり、蛇の道は蛇ではないが、プロに任せておけば簡単だ、なんて思っていました。

 ところが、そのAさんが退職するってことになって、上司のB係長が担当に。
 この人がちょっと うさん臭くて 専門用語の連発で素人の私には何言っているんだかさっぱり分からん。
 そして持っていいる商品をやたらスイッチングしたがるんです。
 理由はスイッチングすると証券会社に手数料が入るからです。
 勿論、適切なタイミングなら必要ですが、うさん臭いのでどうもそう聞こえない。
 思わず、問い合わせの窓口に連絡して担当変えてとお願いしました。

 次に付いたのCさんで、物腰は柔らかい感じで良い人だったのですが、運用は凄い下手くそでした。
 この人Cさん何もしないんです。
 本来なら、Aさんの提案した商品も投資なので、タイミングを見てスイッチングしないといけなかったんですが、放置
 結果、どんどん資産が減っていく。特にスイッチングに失敗したのが、ブラジルのレアル、トルコのリラ。
 ご存じの方も多いと思いますが、今はボロボロですが、良かった時も有ったんです。
 ボロボロになるまで持ってました。
 
 そしてこのCさんが始めて提案してきたのが日本郵政郵貯、かんぽ生命の売り出しでした。
 郵政、郵貯、かんぽ生命は売り出しで購入できたので、直ぐ売れば利益出たのですが売らなかったのが失敗です。
 これもスイッチングミスです。勿論、自己責任なんですが。多少は含みで「早めの売却をお勧めします」ぐらい言って欲しかった。
 結局、売り出し価格を下回ることになり、なんとかしてくれって思っていたら、インドの株式投資を提案されました。
 本当に大丈夫?インド。なんでインドなのって聞いたら、
 日本郵政郵貯、かんぽ生命を売れない方々に会社から提案しろって言われているって、
 どこまでも正直な人なんでしょうかね。まあ、持っていてもどうしようもないので、インド株投資買いました。
 結果は上がりました。良かった!
 でも、このままCさんに運用任せられないよーーーと思っていたら、Cさん転勤になっちゃいました。

 この時、気づきましたね(遅)同じ証券マンでも運用が上手い人と下手な人が要るんだってこと。 
 どういう人が上手いかなんてことは教えてくれないので、自分の感性で選ぶしかないんだってこと。

 結局のところ、投資も経験がものを言う世界なんです。
 失敗と成功を繰り返して上手くなっていくんだって話で、仕事と一緒なんです。
 お客様が仕事の相手を選ぶのと同じで、投資も証券マンを選ばないと上手くいかないってことなんです。

 皆さんもぜひ、優秀な証券マンを探し出してください。
 それが、投資を成功させる秘訣です。 
  

退職金の使い道

 

 一応、上場企業に31年間勤めていたので退職金は普通に頂けました。
 退職するつもりでは無かったので、退職金の使い道なんて考えてもいなかったです。
 
 いざ、退職金の手続きを行って、口座に退職金が振り込まれてみると、
 退職したんだなあって実感が湧くというのは不思議なものです。
 
 さて、退職金の使い道です。
 多分、ほとんど人が選択すると思うのですが、私も多分に漏れず、「投資」に充てようと思いました。

 

 投資といっても色々ありますよね?
 株式、不動産、投資信託、FX、国債。預金も投資って言えば投資ですね。
 
 何に投資しようかな?と考えてしまう訳ですが、これは大間違いです。


 以前は兎に角、お金を増やすことを目的に株式を購入しては、上がった!下がった!に一喜一憂する。
 不祥事が出て暴落する会社の株式を買ってみたり、明らかに操作されている株を買ってみたりで
 一攫千金を狙ったこともありました。
 これは投資と言えません。ギャンブルです。


 
 私の中で投資とはちょっと先の未来にある程度のリターンを期待してお金を投じるが「投資」ですね。

 ちょっと先の未来っていうのが曖昧ですが、10年単位のスパンで考えると分かり易いかなと思います。
 あくまでも経験測ですが、10年後ぐらいのことだとある程度想像できるし、その目標に向かって息切れしないような気がするからです。
 
 退職金の使い道の話から逸れましたが、就職して10年、20年、30年とちょうど節目があり、
 30年ちょっと過ぎたあたりで退職金を得て、10年後のリターンを期待して投資するって話でした。

 この10年は転職先でしっかりと働こうと思っています。
 余程の不祥事が無い限りは生活していけるだけの収入は得られると思いますので、
 その次の10年はいよいよどうするか?って事にはなりますね。

 10年後も働くのか?働かないのか?によっても蓄える量が違ってきます。
 次にやりたいことを考えるのも楽しいですので、それをやるためにどれぐらいの資金が必要かということも考えながら、この10年を過ごして行こうと思います。

 

 その辺もブログに載せられたらなあと思います。
 また、私の実際の投資内容も参考になりそうな内容があれば載せていこうかななんて思っています。


 それが皆さんに少しでも参考になればと思へば。

クレジットカードの断捨離

以前、転職によって無駄な出費が削減されたというお話をしましたが、
他にも無駄なものは無いか?と身の回りを眺めてみました。

ありましたよ。無駄に多く持っているもの。皆さんも結構あるあるなんじゃないですか?

クレジットカード!

知らず知らずに増えているクレジットカード。正確にはこれもあれもと次々に作ってしまっているクレジットカード。
年会費無料のものは置いておいたとして、有料のものが8種類

それぞれ、どういう理由で作ったか?今後どうしていくか?この場を借りて考えて行こうと思います。

それぞれ年会費とポイント還元率それから幾ら使えばポイントで回収できるかの目安やその他の特典なんかも併せて記載しておきますので、参考になったらと思います。

(1)PayPay ゴールドカード 年会費11,000円 ポイント還元率1.5%~7.0% 回収目安 733,333円

  理由は言わずもがなですが、PayPayを使うからです。

ゴールドにしたのはYahooプレミア会員だったからです。
  今や私のエースカード。クレジットでのポイント還元率は1.5%ですが、Yahooショッピングでは7.0%と効果絶大です。
  Yahooプレミア(月508円)も付随しているので、実質の年会費は4,904円です。よって回収目安は326,933円なので回収出来てます。
  さとふるでも7%付くのでふるさと納税は全額PayPay。
  回収は全額PayPayポイントとなります。私の場合は全ポイント、ポイント運用に回して6%ぐらいの利益が出ています。
  当然、無駄じゃないのでキープ。

(2)楽天ブラックカード 年会費33,000円 ポイント還元率1.0%~6.0% 回収目安 3,300,000円

ある時、インビテーションが来て当初3年間は年会費無料なので如何ですか?プライオリティパスも無料ですよ。
  てな訳で入会しましたが、無料期間が過ぎ毎年このお値段をお支払いすることに。
  PayPayが登場してから楽天市場の利用はほとんどなし。コロナになって海外に行くこともほとんどなし。
  JCBブランドを選んでいるので、JCBプラチナカードと同じ待遇が受けられるのですが特に利用する場面なし。
  解約ではなくゴールドカード(11,000円)に切替です。プライオリティパスはゴールドでも入手できるので。

(3)ANA スーパーフライヤーズゴールドカード 年会費16,500円 マイル還元率 2.0% 回収目安 825,000円

前職で大阪に転勤したので、週末は飛行機を使って帰ってくることが多く、スーパーフライヤーズ会員になれました。
  ただ、今、は飛行機1年に1回か2回ぐらいしか乗らないんですよね。微妙。
  こちらも転職で飛行機乗る回数が減り、マイルを貯める意味がなくなったので利用頻度は落ちてます。
  年1回ぐらいならマイル→スカイコイン→航空券とすると貯めたポイントやマイルだけで旅行に行けたりするのと、
  優先搭乗やラウンジ入場は他では味わえない体験なので、旅行できる間はキープですね。

(4)ANA To Me カード 年会費2,200円 ポイント還元率 1.0% 回収目安 220,000円

 

電車に乗ってもマイルを貯めたいという理由で作りました。今は用途なしなので、解約。
 
(5)MIカード 年会費2,200円 ポイント還元率 0.5% 回収目安 440,000円

正式名称は三越伊勢丹カードです。ちょっと前までは伊勢丹MENS館で買い物することが多かったので作りましたが、
  今は年に1回も行かなくなりました。解約ですね。

(6)大丸 松坂屋お得意様ゴールドカード 年会費11,000円 ポイント還元率 1.0% 回収目安1,100,000円

大阪の単身赴任用のマンションのポストにチラシが入っていました。申し込めば誰でもお得意様カードですって。
  憧れのお得意様カードが手に入るじゃないですか。ってことで入会。
  大丸、松坂屋で商品購入すれば5%還元なので、実質回収目安は220,000円です。
  大丸 東京店ではラウンジに入れます。空き時間にここで休憩できるのは利用価値があります。
  また、八重洲駐車場の駐車券も2時間無料なので1回1,300円回収でき、
  上野松坂屋と併せて10回は使うので回収できます。
  当然、キープ。

(7)JR東海エクスプレスカード 年会費1,100円 ポイント還元率 0.5% 回収目安 220,000円

飛行機は乗らなくなったのですが、新幹線で小田原や大阪に行く回数が増えたので昨年追加で作りました。
  指定席が自由席と同じ値段で取れるのも嬉しいですが、ポイントでグリーン車に乗れる体験が出来るのが良いですね。
  キープ。

(8)JR九州 SUGOCAカード 年会費1,350円 ポイント還元率 1.0% 回収目安 135,000円

これはマイルをポンタポイントに還元したいために入会しました。
  ANAカードを利用してVポイントを貯める。マイルに交換して、それをキューポポイントに交換。キューポポイントをポンタポイントに交換。
  が等価で出来るのがこのカードだけだったんです。
  私はAUユーザなのでポンタポイントにして、iPhoneを購入するときに使っていました。
  今はSIMフリーになって、AppleStoreで分割払いで購入するのが一番お得なのでそうしてます。
  よって解約です。

さて、8種類の振り返りの結果、変更1(-22,000円)、解約3(-2,200円 -2,200円 -1,350円)で
合計27,750円の無駄を削減できそうです。

皆さんもカードの断捨離をしてみては如何でしょうか? 

転職前後の職位の違いによるメリットデメリット

私の場合、転職前は40人ぐらいの部下を持つ管理職だったのですが、
転職先の職場では部下0名。上司1名、上司の上司は社長といった体制になりました。
管理職だったので業績ノルマから解放されました!これはストレス面では大きいですね。

入社後は会社の厚意で新卒の社員と一緒に新入社員研修を受けさせて頂きました。
会社のことを一から教えて頂きました。それも現場実習含めて3か月間も。

新卒の社員さんと同期会もやらせて頂きました(笑)

そう、何もかも一からやり直しする覚悟があれば、異業種でも行けます!

逆にこれまでの経験やポジションに拘ると転職先の候補は狭まってしまうようです。
知り合いで転職を考えている人から、
「自分も転職考えていて、転職サイトに登録しているんだけど、同じような仕事の紹介しか来ない」
っておっしゃっていました。

転職って、生活レベルの心配もありますが、
これまで築いてきた地位や仲間や部下を失うのが一番辛いかもしれません。


勿論、転職後もお付き合いはして頂いていますから、ゼロにはなりませんが。。。

新しい職場で新たに作るというのが人生100年時代、第2の人生の考え方ですね。

家族や友人を大事にして、一日一日やるべきことをやり、休みの日は趣味や旅行などして楽しく過ごせればそれで良し。
私にとって、職位、職業、年齢が変わっても、そこが変わらないことが大事だったんだなって転職したから気づけたのかも知れません。

 

50代で転職した後の生活レベル


さてさて、転職してみたもののって話ですが、良かったことも悪かったこともそれは有りますよね。

勿論、給料が上がればラッキーだったのですが、慌てて飛び込んだので、
給料は2/3に下がりました。



「給料下がった分は生活レベルを下げるわよ!」って妻には言われました。

(´;ω;`)

自分で蒔いた種ですから、仕方ないです。

==1年間経過==
結果、意図的に生活レベル落とさなくても良かった!
=========

なぜいかというと、主な理由は以下ですね。
①子供が3人が、社会人になって家を出ていった(支出の削減)
②コロナ前は毎日飲み歩いていたのが、転職して飲み会0になった(支出の削減)
③ゴルフの回数が減った、道具やボールを買わなくなった(支出の削減)
④退職金を元手に投資で少しおこずかいが稼げるようになった(収入の増加)

それって、元々の生活レベルに問題があるってことじゃん!そう、その通り!

私の場合は転職前の支出が多過ぎたんですね。何してたんだかって話です。
②③は転職2年前の2020年から起きていた話なので、気づいていた筈なんですが。。。

人生、何事も結果良ければって話ではないです。

そう、きちんと家計の支出額を把握して、どこまで収入を落としても大丈夫か?を事前に見極めて、
転職先のオファーに幅を持たせられるようにするってことが大事なことだったんですね。

給料レベルをどこまで下げられるか?を考えてみては如何でしょうか?

 

晴天の霹靂ではなく、希望的観測

晴天の霹靂という言葉はご存じですか?「前触れなく突然に起こる大事件や衝撃的な出来事」ということですが、
異動などを示達された場合に皆さんよく使われますよね。
この場合、良い場合も悪い場合も前触れなく、突然なので本人にとっては大事件ですし、衝撃的な出来事ということになりますから。

私の場合も「晴天の霹靂」と言いたいところですが、実際には前触れは有ったんですよ。
どちらかというと、その前触れを受け入れたくなかったので、自分で気づかないふりをしていたというか、
「もしかしたら、そうならないかも」って希望的観測を持っていたんですね。

実際問題、「希望的観測を持たずに現実と向き合っていたら」転職を後2年早く出来たかも知れません。これも希望的観測ですね。

では2年前(2020年)に何が起きたのか?って話をさせて頂きたいと思います。
話は5年前の2017年に遡ります。2017年に大阪に転勤せよという示達を頂きました。
上司からは「お前のためだ」と言われたので、良い転勤なんだろうなって呑気に思っていました。
周りの人からも「おめでとう」って言われていたので、その気になっていたのは事実です。
振り返ると恥ずかしいというか、バカですね。

で、大阪で2年間働いて、3年目の2019年の夏過ぎぐらいに上司から来年(2020年)からは東京に戻すと言われました。
通常はそんな時期に示達は出ないので、おかしいなとは思ったのですが、何せバカなもので喜んでしまったものです。
そして、2020年に東京に戻ってきました。

東京に戻ってきて最初の(人事査定)評価結果で「この先、君には昇格の目は無いよ」ということを伝えられました。

実際は、そんな直接的な表現で伝えられる訳ではなくて、会社の査定結果を口頭で伝えられる訳ですが、内容は「この先、君には昇格の目は無いよ」でした。

別に会社をクビになった訳でもないので、いいじゃんって話なんですけどね。

結局、この2年後に「関連会社に出向してね。」です。

そうなんです、上司からすれば、2年前に「それとなく伝えたよね」「猶予与えたよね」ってことなんです。


もっと言うと、大阪転勤になった5年前から考えていれば良かったことだったんですね。

こうした「前触れ」「転機」において、「現実と向き合う」ってこが、いかに大事かということを身もって知りました。

そして、「もしそうなったら、こうしよう」というコンテンジェンシープランを持っておけば良かったと本当に思いました。

一応、自分自身は、「もう君は会社に必要ないよ」言われるまではこの会社で頑張ろうと決めていましたので、「この先、君には昇格の目は無いよ」と言われても、「会社には必要の筈」と勝手に捻じ曲げて、しがみついてしまったんですね。

そして2年後に「会社には必要ないので、出向してね」と言われるまで、気が付かないふりをしてしまった。

残念ですよね。

これが、良かったか悪かったとかではなくて、今振り返ると2年前に決断できたんじゃんってことです。希望的観測が目を曇らせてしまいました。

 

人生100年時代の折り返し

はじめまして、1968年生まれのざわざわです。

年齢は54歳、昨年まで上場企業で31年間システムエンジニアとして働いていました。

2022年に訳有って、会社を辞めました。でも、直ぐ就職できました。ラッキーでした。

 転職したことで、時間的な余裕が出来たので何か新しいことをしたいなあと思い、先ずはブログを書いてます。

 仕事のことは勿論ですが、趣味のこと、投資のこと、将来のことなどで他の人はどうしているんだろう?ってことって多いじゃないですか?その他の人の内の一人の意見みたいな感じで読んで貰えると助かります。

 なるべく、「あるある」な話を掲載できればと思います。

 第1回目はなんで会社を辞めたのか?会社を辞めようと思ったことって皆さんありませんか?

 私も何回もありましたが、結局31年間自分からは辞められずにいました。何で辞めなかったのか?その都度、理由は違いましたが、それなりにお給料も頂いていたし、仕事が終わって、夜の街に繰り出して、グダ巻いていればストレスもその日のうちに発散できたので、それで良しとしていたんですよね。31年間。毎日。

 さて、そんなグダグダな楽しい毎日も、コロナ禍に終焉を迎え、2022年2月に上司に肩を叩かれました。肩を叩かれるって表現は今はしないですね。子会社への出向の示達を頂いたということです。

 ショックでしたよ本当に。

 2020年頃からそんな雰囲気は感じていたのですが、それでも、未だ未だなんて思ってましたから。まあ、決まってしまったことは仕方ないので、どうせ違う職場に行くなら、全く違う仕事をしてみようと思い、転職したというのが実際です。

 転職に際してお世話になった方々に挨拶に行きましたが、

人生100年時代の折り返し時点で、新しいことにチャレンジできてよかったな!」

 って、言って頂いたときは泣きそうになりました。

 要は考え方なんだなってことです。二つ目の人生を生きて行けることになったと割り切れば転職も悪くなかったなと、後付けですが、思えるようになりました。

 転職して間もなく1年がたちます。給料も減りましたが、仕事量も減り、ストレスも減りました。ワークライフバランスは、今の方が良いかと思うのですが、今まで一緒に働いてきた人たちとは遠くなりますので、良いことも悪いこともあるわけです。

 一緒に働いていた人からは転職してどう?という話は良く聞かれますので、次回は転職に際して自分の置かれていた状況や最終的にジャッジしたポイントをもう少し、掘り下げてみようと思います。

 興味を持って頂いたら次も読んでみてください。